にんにく入り豚角煮【管理栄養士レシピ】
目次
メイン野菜は「にんにく」!

疲れたときに思わず食べたくなるのが、「にんにく」!
みなさんは、普段からにんにくを食べていますか?
みじん切りやすりおろしにして料理に使っている方も多いのではないでしょうか。
少し入れるだけでも香りと風味が良くなり、食欲をそそりますよね。
アイチョイスで取り扱っている青森県産の『ニンニクホワイトロッペン』は、特におすすめ。
「粒が大きくてきれい」「においが控えめで食べやすい」とご好評をいただいています。
そんなにんにくを丸ごと使ったレシピを、アイチョイスの管理栄養士・高橋素子さんに聞きました!
【レシピ】にんにく入り豚角煮

<材料>2~3人分
- 豚バラ肉ブロック・・・・450g
- にんにく・・・・・・・5~6片
- しょうが、長ねぎの葉先(あれば)・・・・・・・・・・・適量
- ゆで卵(お好みで)・・・・適量
<A>
- 酒・・・・・・100ml
- 粗精糖・・・大さじ2
- 醤油・・・・大さじ4
<作り方>
1.にんにくは皮をむく。
しょうがは薄切りにする。

2.鍋に豚肉を入れ、かぶる位の水、あればしょうが、長ねぎを加えて落し蓋(オーブンペーパー等でもOK)をし、強火にかける。
沸騰したら弱火にして、40分~1時間ほど竹串がすっと通るまで煮たらそのまま冷ます。

3.2の豚肉を取りだして3cm厚さに切る。
鍋をきれいにして、豚肉、にんにく、<A>と水100mlを加えて、再び落し蓋をして強火にかける。
煮立ったら、中火にして15分ほど煮る。
(ゆで卵を入れる場合は、ここで加えて一緒に煮る。)

管理栄養士からひとこと

管理栄養士
高橋素子さん
にんにくが主役の角煮が完成!

まず驚かされたのが、にんにくのやわらかくとろとろとした食感。
みじん切りやすりおろしでは味わえない、丸ごとならではの食感を楽しめます!
豚肉の脂とにんにくの風味、たれが絶妙に合わさり、ごはんがどんどん進みそうです♪
豚肉も程よいやわらかさで、味がしっかりしみ込んでいます。
豚の角煮は「時間がかかる手の込んだ料理」というイメージがあり、あまり作る機会がありませんでした。
生のお肉は食中毒のリスクなど、衛生管理に気を遣うので、扱うのが面倒と感じる方も多いと思います。
しかしこのレシピなら、生の肉を切る手間もなく、にんにくも丸ごと使うので、むしろ手軽に作れそうだと感じました!
豚肉を煮ている間に、ゆで卵や副菜も用意できるので、効率良く夕食を作れそうです♪
にんにくを丸ごとたっぷり食べられる、元気が出そうな一品!
みなさんも、ぜひ試してみてくださいね。
アイチョイスの管理栄養士

高橋素子(たかはしもとこ)
アイチョイス商品部 管理栄養士・フードコーディネーター
主にカタログに掲載している野菜のレシピ、食材セットのメニュー開発・レシピを担当しています。
編集担当さっちん
30代、小学生二人の母。仕事・家事・育児の両立に奮闘中。
料理に関しては若干ずぼらなため、簡単・時短レシピに目がありません。
日本酒が大好きで、おかずにもおつまみにもなるレシピを日々探しています!
ナッツはピスタチオが好き。







にんにく特有の香りは「アリシン」で、強い抗菌・抗酸化作用を持っています。
豚肉に含まれるビタミンB1と結びついて「アリチアミン」という成分になり、疲労回復に効果あり!
にんにくは丸ごと煮込むとホクホクした食感になり、角煮にもぴったりな食材です!
豚バラ肉ブロックは塊のまま、柔らかく煮てからカットするのがおすすめ。
生の豚肉を直接調味料で煮てしまうと、塩分によりお肉が締まってしまい、中々味がしみ込まないのです。
今回の煮込み時間は40分程でしたが、時間があれば1時間程煮込むと◎
圧力鍋の場合はおもりが振れてから20分間加熱し、圧力が抜けるまで冷ましてください。