だいこんと鶏肉の照り煮【管理栄養士レシピ】
目次
メイン食材は「だいこん」!

長い夏がやっと終わり、だんだんと肌寒くなってきました。
熱々のスープや煮物、鍋料理が恋しくなる季節ですよね。
今回のメイン野菜であるだいこんは、冬野菜のひとつ。
出汁や煮汁のうまみがじゅわっと染み込んだだいこんは、まさに冬のごちそうです♪
アイチョイスで取り扱っている「ミニだいこん」は、通常のだいこんの約半分の使い切りサイズ。
農薬不使用のミニだいこんなら、安心して皮ごと食べられます。
「使い切れるサイズがうれしい」「みずみずしくておいしい」と、ご好評をいただいており、おすすめです!
そんなだいこんを使ったレシピを、アイチョイスの管理栄養士・高橋素子さんに聞きました!
【レシピ】だいこんと鶏肉の照り煮

<材料>2~3人分
- ミニだいこん・・・・1本(約400g)
- 鶏もも肉(唐揚げ用等)・・・200g
- しょうが・・・・・・・・1かけ分
- 油・・・・・・・・・・大さじ1/2
- 細ねぎ(お好みで)・・・・・適量
<A>
- 酒、砂糖・・・・・各大さじ1
- 醤油、みりん・・・各大さじ2
<作り方>
1.ミニだいこんは皮をむき、厚さ1cmの半月切り(またはいちょう切り)にする。
しょうがは薄切りにする。

2.フライパンに油を中火で熱し、鶏もも肉を皮目から焼き付ける。
こんがりと焼けたら裏返して端に寄せ、しょうがを入れて香りが出るまで炒める。

3.2に水200ml、<A>、だいこんを加え、落し蓋(オーブンペーパー等で代用可)をして強火にする。
煮立ったら、中弱火にして15分ほど煮る。
だいこんがやわらかくなったら落し蓋を外し、煮汁が少なくなるまで煮詰める。
お好みで細ねぎを散らす。

管理栄養士からひとこと

管理栄養士
高橋素子さん
だいこんは味しみしみ!食べるとほっとする和のおかず

味の染みただいこんは、ほどよいやわらかさ。
煮汁が甘すぎず、だいこんの自然な甘みが感じられます!
鶏肉を焼き付けることで、香ばしさもプラス。
しょうがも入っていて体が温まるのも嬉しいポイントです♪
作った翌日にはさらに味が染みるそうなので、作り置きにもぴったりのレシピですね。
具材も調味料も、特別なものは何も使っていない、シンプルな煮物だからこそ素材のおいしさが引き立つ一品です!
旬のだいこんがたっぷり食べられる煮物レシピ、いかがでしたか?
風邪や感染症も気になる時期なので、温かいものや旬の野菜をたくさん食べて、元気に過ごしましょう♪
アイチョイスの管理栄養士

高橋素子(たかはしもとこ)
アイチョイス商品部 管理栄養士・フードコーディネーター
主にカタログに掲載している野菜のレシピ、食材セットのメニュー開発・レシピを担当しています。
編集担当さっちん
30代、小学生二人の母。仕事・家事・育児の両立に奮闘中。
料理に関しては若干ずぼらなため、簡単・時短レシピに目がありません。
日本酒が大好きで、おかずにもおつまみにもなるレシピを日々探しています!
ナッツはピスタチオが好き。







だいこんには食物繊維、ビタミンC、カリウムや、生の状態では消化酵素(ジアスターゼ)も含まれています。
加熱すると消化酵素の働きは弱くなりますが、薬膳では加熱して食べることで冷え性や虚弱体質に良いとされています。
スープや煮物にして汁ごと食べれば、溶け出した栄養もしっかり摂ることができるのでおすすめです!
煮物レシピでは、だいこんの皮の部分が少しかたくなってしまうため、皮をむいて使います。
ただし、むいた皮も捨てずに、細切りにして塩もみやきんぴらにしたり、お味噌汁に加えるのも◎
シャキシャキとした歯ごたえを楽しみたいサラダやお漬物なら、皮ごと調理してもおいしいですよ。