Halloweenは親子クッキング♪バターナッツかぼちゃプリン【管理栄養士レシピ】

ハロウィンパーティーにおすすめ、バターナッツかぼちゃのフォルムを生かした、おばけプリンのレシピをご紹介します。

 

砂糖は控えめに、かぼちゃ本来の甘みを活かしたレシピのため、味覚を形成するお子さんのおやつにも安心して採り入れられますよ。

 

また、バターナッツかぼちゃの栄養について、管理栄養士が解説しました。

バターナッツかぼちゃとは

「バターのようになめらかで、ナッツのように甘い」ということからその名のついたかぼちゃ。
南アメリカ大陸が原産とされ、アメリカではポピュラーな野菜です。

 

ひょうたんのようなフォルムが特徴的で、表面は綺麗なクリーム色。

中の実は鮮やかなオレンジ色をしています。

 

ナッツのような風味があり、ねっとりとした食感。

繊維質が少なく、水分も多く含んでいるので、煮物よりもポタージュやプリンにおすすめです。

 

また、かぼちゃの中では珍しく生食も可能なので、薄切りにしてサラダやピクルスでも食べられます。

バターナッツかぼちゃの栄養

β‐カロテンの含有量は日本かぼちゃよりも多い!

バターナッツかぼちゃの最大の栄養的特徴は、「β‐カロテンの含有量の多さ」。

一般的によく見かける日本かぼちゃよりも豊富なカロテンを含んでいるのです。

 

にんじんやかぼちゃのオレンジ色は、β-カロテンの含有量に比例すると言われています。

バターナッツかぼちゃの鮮やかなオレンジ色を見ると、β-カロテンの含有量が多いのにも納得ですね。

 

β-カロテンは体内でビタミンAに変換されて、皮膚の再生や粘膜保護の働きがあります。風邪などで体調を崩しがちな季節にぜひ撮りたい栄養ですね。

穀類だけどカロリーは控えめ

カロリーについては、日本かぼちゃの3分の2ほど。

少し食べすぎてしまっても安心です。

 

イモ類や穀類は、主食のごはんと合わせた時の栄養バランスが気になりますが、バターナッツかぼちゃなら食卓にも合わせやすいですよ。

食物繊維やビタミンも豊富

通常のかぼちゃ同様に、食物繊維、ビタミンC、ビタミンE、マグネシウム等も豊富。

美肌効果や整腸作用も期待できるので、家族みんなで毎日摂りたい野菜の一つです。

レシピ【バターナッツかぼちゃプリン】

<材料>1個分

<材料(カラメルソース)>

<作り方(プリン液)>

1.バターナッツかぼちゃを半分に切り、種とワタを取り除き、600Wで7分ほど加熱。

オーブンを160度に余熱しておく。

2.かぼちゃの実の部分を、スプーンですくいだす。

かぼちゃ、砂糖、半量の牛乳、半量の生クリームをミキサーに入れて混ぜる。

3.2に残りの牛乳と生クリーム、卵を加え、全体がなめらかになるまでよく混ぜる。

なめらかになったら、ザルやストレーナーで濾す。

4.かぼちゃの皮をアルミホイルなどで水平になるように固定し、3を流し入れる。

バットに熱湯を注ぎ、バターナッツかぼちゃの2センチくらいの高さまで静かに熱湯を注ぐ。

 

5.160度のオーブンで1時間20分加熱し、竹串を刺して何もつかなければ、完成。

包丁の先を使って、かぼちゃプリンの目と鼻をくりぬく。

ここがポイント

<作り方(カラメルソース)>

1.フライパンに砂糖と水を入れ、全体に水分が行き渡ったら、中火にかける。

大きな泡ができ一部が色付いたら、フライパンを傾け、全体に色がつくよう混ぜる。

小さな泡に変化し、とろみが付き始めるまで待つ。

2.好みの色合いになったら、火を止めて熱湯を加え素早く蓋をする。

フライパンと蓋を押さえて、全体が混ざるように揺すっていく。

バチバチという音がしなくなったら蓋を開け、全体を混ぜ合わせる。

3.かぼちゃプリンのくり抜いた箇所にカラメルソースを注ぐ。

ここがポイント

野菜嫌いも克服できる!かぼちゃの甘さを生かした華やかデザート

バターとナッツの香ばしい香りが漂う、とてもなめらかで優しい甘さの味わいのプリン。

バターナッツかぼちゃはとても甘い品種なので、少量の砂糖でも十分おいしくいただけます。

 

火加減が難しいプリンも、かぼちゃが混ざっていることでなめらか食感が作りやすいですよ。

 

大人にとっても自然な甘さで食べられるので、カロリーオフできて、嬉しいポイント。

野菜が苦手なお子さんでも、これなら食べられるかも◎

 

親子で楽しく作れるレシピを探している方、お子さんの野菜嫌いを克服したい方、あっと驚くパーティーデザートを探している方、ぜひお試しくださいね。

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編集担当みぃ

2021年アイチョイス入協、30代、夫と2人暮らし。管理栄養士。
おいしいごはんを食べること、作ることが大好き。
忙しい平日はミールキット(我が家の愛称ミルキ)に助けられています。
ナッツはピスタチオ派。