投稿日2024.6.21 アイチョイスの食材で作る野菜スープの離乳食【管理栄養士レシピ】 こんにちは !アイチョイス商品部 管理栄養士の髙橋素子です。普段はカタログのレシピ、食材セットの開発を担当しています。 過去には乳業メーカーでの勤務や3人の子育て経験を活かし、ichoice-net限定のベビー用品の担当もしていました。 今日は組合員さんからご要望の多い、アイチョイスの食材を使った離乳食のレシピを紹介します。 目次 離乳食も大切な家族の食事の一部 野菜スープで素材の旨味を伝えよう!【レシピ】シンプルな野菜スープ<材料>作りやすい分量<作り方>ここがポイント野菜スープを使った離乳食、パンがゆ&パングラタン【レシピ】パンがゆ(初期5か月頃~中期7カ月頃)<材料>作りやすい分量<作り方>ここがポイント【レシピ】パングラタン(完了期1歳頃:かみかみ期)<材料>作りやすい分量<作り方>ここがポイント素材のおいしさわかる離乳食を 離乳食も大切な家族の食事の一部 離乳食ってどうやって作ればいいだろう、味付けは?など難しく感じる方もいるかもしれません。でも赤ちゃんが成長していく過程で、大切な家族の食事の一部です。 赤ちゃんは成長するにつれ母乳や粉ミルクではだんだん栄養が不足してきます。食べ物をごっくん、もぐもぐ、かみかみと段階を踏みながら、離乳食を通して飲み込む、そして消化するトレーニングをしていくのです。 離乳初期:ごっくん期(5~6か月頃) 離乳中期:もぐもぐ期(7~8か月頃) 離乳完了期:かみかみ期(9~11か月頃) 野菜スープで素材の旨味を伝えよう! 離乳食メニューでは、複雑な味つけはせず素材本来のおいしさを赤ちゃんに伝えることが基本です。アイチョイスで取り扱う野菜は、有機野菜や一般より農薬・化学肥料を減らしたもののみ。これから成長していく赤ちゃんにとって、どんな野菜を食べるかは非常に重要です。 今回は、アイチョイスの野菜を使った大人も食べられるスープと、スープを活用した『パンがゆ』『パングラタン』の離乳食レシピをご紹介します。 【レシピ】シンプルな野菜スープ <材料>作りやすい分量 にんじん・・・・・2本 じゃがいも・・・・2個 玉ねぎ・・・・・・1個 キャベツ・・・・1/4玉 昆布・・・・・・5cm位 水・・・・800~1000ml <作り方> 1.にんじんと玉ねぎは4等分、じゃがいもとキャベツは半分にカットする。 2.鍋に水、昆布と共に入れ、火にかけて沸騰させる。昆布は取り除き、弱火にして野菜がやわらかくなるまで約20分煮る。 3.大人用はお好みで塩こしょうや肉、魚を追加する。赤ちゃん用に野菜とスープを取り分け、1回分ずつ小分けしておくと便利です! ここがポイント 昆布は、あらかじめ30分ほど水に浸しておくと旨味が出やすくなります。 にんじんやじゃがいもは皮つきのままでも◎すりつぶすときに取り除いてもOK 他にもかぼちゃ、さつまいも、かぶ等がおすすめです。ごぼう、れんこんなど硬いものは離乳食に不向きなので避けましょう。 野菜スープを使った離乳食、パンがゆ&パングラタン パンがゆは、離乳初期~中期に取り入れやすいメニューです。パンがゆに使用するのは 『自然派Styleパン・ド・ミ』。 愛知県産小麦を100%使用し、卵・乳製品や、油脂を使っていないのでパンデビューにおすすめの食パンです。 離乳中期には、パンがゆに味の変化をつけてあげましょう。 『CO国産野菜と豆乳で作ったホワイトソース』は国産野菜入りの豆乳ホワイトソースをキューブ状に冷凍したもの。小分けになっており、電子レンジで解凍できて使い勝手が抜群です。 『CO白身魚のほぐし身』は、北海道産まだらフィレを蒸した商品。便利なパラパラ凍結なので使う分だけ取り出せます。 また離乳完了期は、食べ物を噛む練習と栄養面を考慮したメニューに移行する時期。パンをダイス状にカットすることで食感を出し、チーズでたんぱく質をプラスした、大人も一緒に楽しめるグラタンを紹介します! 【レシピ】パンがゆ(初期5か月頃~中期7カ月頃) <材料>作りやすい分量 自然派Styleパン・ド・ミ・・・1枚(パンの耳は除く) 野菜スープ・・・・・・・・・・・・・・・・200ml すりつぶした煮野菜・・・・・・・・・・・・・適量 CO国産野菜と豆乳で作ったホワイトソース・・・適量 CO北海道産白身魚のほぐし身・・・・・・・・・適量 <作り方> 1.野菜スープで使用した煮野菜を、すりつぶす。 2.【離乳食初期】には、ちぎったパン・ド・ミを野菜スープで煮たパンがゆに、すりつぶした煮野菜を入れて火を通す。 3.【離乳食中期】以降には、CO国産野菜と豆乳で作ったホワイトソース、CO北海道産白身魚のほぐし身等を、2と同様に作ったパンがゆに入れて火を通す。 4.野菜をすりつぶしたものや、パンがゆを小分けにして冷凍保存すると便利。 ここがポイント 野菜スープは、慣れてきたら味噌汁の上澄みを2~3倍に薄めたものでも◎ ほぐし身は月齢に合わせてすりつぶしましょう。 【レシピ】パングラタン(完了期1歳頃:かみかみ期) <材料>作りやすい分量 パンがゆと同じ シュレッドチーズ <作り方> 1.野菜スープの煮野菜は5mm角に細かく切る。 2.食パンを1cm角に切り、耐熱皿に入れる。1の野菜、CO白身魚ほぐし身をパンにかけ、シュレッドチーズ少々をのせる。 3.トースターでチーズが溶けるまで5~6分間焼く。 ここがポイント 細かくカットした野菜は、小分けで冷凍保存すると便利です。 白身魚以外に豆腐、納豆、卵、ささみ、豚肉・牛肉の赤身、鶏レバーなどをプラスすると栄養バランスがさらにUP。 ブロッコリー、トマト(タネと皮は取り除く)を加えるのもおすすめ。 素材のおいしさわかる離乳食を 野菜スープは、昆布だしので引き立てたにんじんや玉ねぎの甘みを感じられ、さらにじゃがいもは、ホクホク食感もたまりません。また『パングラタン』は、パンのボリュームもあり、チーズの塩気が効いていて大人でも満足できる一皿。お好みでパセリやブラックペッパー等をふるのもおすすめです。 離乳食は赤ちゃんの味覚を形成する重要なステップですが、肩ひじ張らなくても大丈夫!離乳食は、家族の食事の一部。 今回ご紹介したレシピのように、大人用の食事から取り分けることもできるのです。大切なのは、素材のおいしさを大事に調理をすること。アイチョイスのあんしんな食材を使って、素材本来のおいしさが伝わる離乳食づくりをしませんか? また、ベビー向けの商品はichoice-net限定で販売中!『有機野菜ペースト』や『有機ベビースムージー』など、オーガニックの野菜や果物を使ったベビーフードや、プレママや授乳期にうれしいディカフェも取り揃えています。アイチョイス加入したら、ichoice-netの登録もお忘れなく。 商品の詳細はこちら: 『自然派Styleパン・ド・ミ』メーカー名:ブレナ規格:420g原材料:小麦粉(小麦(国産))、砂糖、パン酵母、食塩、米粉調整品(米粉、米麹、酵母、アセロラ粉末)。 『CO国産野菜と豆乳で作ったホワイトソース』メーカー名:アスカフーズ規格:8個入(160g)原材料:豆乳(国産大豆)、国産野菜(にんじん、たまねぎ、じゃがいも) 、ばれいしょでん粉。月齢7カ月頃から。 『CO北海道産白身魚のほぐし身』メーカー名:トナミ食品規格:60g原材料:まだら(北海道)。月齢5ヶ月頃から。 アイチョイスの管理栄養士 高橋素子(たかはしもとこ) アイチョイス商品部 管理栄養士・フードコーディネーター主にカタログに掲載している野菜のレシピ、3日分ごはんセットの企画・レシピを担当しています。