組合員さんと開発!食材セット開発会議に参加してみた!

ご応募いただいた組合員さんと一緒に食材セット(ミールキット)を作る「食材セット(ミールキット)開発会議」が2024年の12月から約4か月かけて行われました。

完成までに行われた会議は各会場全3回。
メインの食材を「肉・魚・麺」と分け、3チームでそれぞれ1商品を完成させました。

会議に参加した編集部より、その様子をレポートします!

まずは、今回このイベントを立案し主導した「OKY13」について紹介します。

アイチョイスには、職員同士が部署や勤務地をこえた繋がりを持つためにさまざまなプロジェクトがあります。

「OKY13」というのも数あるプロジェクトのひとつ。
「OKY13」は、組合員さんと交流を図ることを目的に2024年4月に発足しました。

名前の由来は、いろいろな具材が集まってできたおいしい料理「お好み焼き」を職員になぞらえて付けたんだとか。
13という数字はプロジェクトメンバーが13人だったからだそうです。

OKY13の会議では、組合員さんと交流を図るイベントとして、カフェの運営、工場見学、料理教室などの案が挙がりました。

その中で、「商品を知ることができる」「組合員さんとの繋がりを持てる」「他部署と連携することで、横の繋がりを作る」など、総合的な判断により「食材セット(ミールキット)開発」になったんだそう。

食材セット(ミールキット)開発会議に参加してみた!

開発会議の前に、まずは食材セット(ミールキット)を試食!

編集部はあいち生協の組合員さんと一緒に、試食会に参加してきました!

まずは商品についての説明がありました。
「食材セット(ミールキット)に入っている野菜の切り方は80通り以上もあり、詰める作業はすべて手作業で行っています」との説明に、驚いている組合員さんも。

説明が終わったら、職員も一緒に4班に分かれて、調理スタートです!
普段購入しているおすすめ商品について話をしたり、先ほどの食材セット(ミールキット)について質問したりと、どの班とも大いに盛り上がっていました。

最後にバイキング形式で食材セット(ミールキット)を試食。
手軽でバリエーションに富んだ、食材セット(ミールキット)の魅力を改めて実感できる機会となりました。

第1回食材セット(ミールキット)開発会議 ~組合員さん考案レシピの発表~

編集部が参加したのは「肉」をメインに商品開発をするチーム。

参加する組合員さん4名には、事前に数種類のタレとメイン食材である肉(豚バラ・ミンチ・鶏もも)をお送りし、レシピを考案していただきました。

皆さん2~3品ずつ考えて来てくださり、食材セット(ミールキット)開発会議にかける熱い思いに感動!

その中で、ぜひ作りたい!と思いの強いメニューを1品選び、材料や作り方、こだわった点などそれぞれ発表していただきました。

ただ、考案したレシピそのままというのは難しく、さまざまなことに考慮する必要があります。

価格について調整したり、食材セット(ミールキット)工場で加工可能か検討したり、既存の食材セット(ミールキット)に似た商品がないか調べたり。

協議を重ね、試作品を下記3品に絞り込みました。

第2回食材セット(ミールキット)開発会議 ~試作品を調理してみよう~

第2回会議では、前回会議で決まったメニューを試作しました!

実際に食材セット(ミールキット)になったときのことを想像しやすくするため、食材はあらかじめOKY13メンバーがカットし、トレーにパッキング。
組合員さんたちが、お互いに声を掛け合って、テキパキ調理を進めていく様子が印象的でした。

40分程度で3品すべてが完成!
それぞれ綺麗に盛り付けて、いよいよ試食します。

完成した料理を食べながら、全員で意見交換をしました。
編集部も試食しましたが、どのメニューもとってもおいしくて、ひとつに決めきれません!

意見交換会では、
「自分では作らない、意外性のあるメニューの方がいいかも。」
「価格が1,000円以上になると買いづらい。もっと価格を抑えるにはどうすれば?」
と、組合員さんから鋭い指摘があがる一幕もありました。

価格を抑えるため、『トマトソースハンバーグ煮込みとじゃがいものバジルソース和え(仮名)』の付け合わせである「じゃがいものバジルソース和え」を泣く泣くなくすことに。

最終的には、「ごぼうの食感が楽しく、既存の食材セット(ミールキット)に無い雰囲気がある」という理由で、『トマトソースハンバーグ煮込み』に決定!

第3回食材セット(ミールキット)開発会議 ~完成~

みんなの意見をレシピに反映させ、食材セット(ミールキット)はいよいよ完成間近!

今回は、肉・魚・麺チームそれぞれが開発した食材セット(ミールキット)をすべて実際に調理してみました。

今回は、食材セット(ミールキット)を実際に作っているコープ食材が材料をカットし、おなじみのトレーに材料をパッキングしたものを準備しました。
本物さながら、あっという間に料理が完成。

試食をし、各チームが開発した食材セット(ミールキット)について意見交換を行いました。

『ジャージャー麵風焼きそば(仮名)』は、「調理自体が簡単ですぐに完成した。」
『鮭×スイートチリのチーズ焼き(仮名)』は、「チリソースが強すぎずおいしかった。」などなど。

肉チームが開発した『トマトソースハンバーグ煮込み(仮名)』には、さらなる改良点が見つかりました。
よりおいしくするために、最後まで一切妥協はしません!

最後に、開発した食材セット(ミールキット)の名称をみんなで考えました。

ごぼうの食感や風味が良い味を出していることから、肉チーム開発食材セット(ミールキット)の名称は『ごぼうが決め手!トマト煮込みハンバーグ』に決定!

ハンバーグには、ごぼうの他に玉ねぎ・にんじんが入っています。
さらに、じゃがいも・ブロッコリー・しめじと一緒にトマトソースで煮込むので、野菜たっぷりなんですよ。

今回開発した3種類の食材セット(ミールキット)は、2025年10月2回で購入できます!
職員と組合員さんで協力して作り上げた渾身のメニュー、ぜひ食べてみてくださいね。

参加された組合員さんに聞いてみた!

開発した食材セット(ミールキット)のアピールポイント

編集部

今回開発した『ごぼうが決め手!トマト煮込みハンバーグ』のアピールポイントを教えてください。

シャキシャキしたごぼうの食感と風味。
普段あまりハンバーグに入れないごぼうが入っていてるところです。

Sさん

処理の面倒なごぼうが食材セット(ミールキット)に入ることで手軽に食べられます。

O’さん

ハンバーグにごぼうを入れるアイデアについて

編集部

ハンバーグにごぼうを入れるというアイデアは、どのようにして生まれたのですか?

野菜、とくに根菜が苦手な孫のために考えました。
ハンバーグに入れたら食べるかな?と思って。
試しにごぼう入りのハンバーグを作ってみたら食べてくれたんです。

ごぼう単体だと食べにくいけど、お肉に混ぜ込んだら食べやすいのかもしれないですね。

Oさん

参加してみて

編集部

今回、食材セット(ミールキット)開発会議に参加してみていかがでしたか?

いつもは一人でメニューを決めて調理していますが、切り方や調味料の分量などたくさんの人と意見を出し合いながら決めていく作業が楽しかったです。

Sさん

楽しかったです!
いろいろな意見を出し合い、ひとつのメニューが完成していくことにワクワクしました。

Kさん

回数を重ねる毎においしくなっていくのが楽しかったです。
食材セット(ミールキット)の開発には大変な努力があったことを知り、ありがたく思います。

Oさん

皆さんと意見交換をしていく中で、自分の携わったものが商品になっていくんだないう実感が湧いてきてうれしかったです。

O’さん

組合員さんとの交流を通して

現在、食材セット(ミールキット)では毎企画2つの新商品が発表されていますが、こんなに制限のある中で考えられていたのかと思うと頭が上がりません。

食材セット(ミールキット)開発会議を通して、組合員さんがアイチョイスの商品について理解を深めてくださったことはとても素晴らしいこと。

OKY13のメンバーからは、部署をこえて「食材セット(ミールキット)」を組合員さんと共に開発できたことは、チームにとっても生協にとっても大きな収穫だったとの感想も。

アイチョイスでは、2030年までにみんなで取り組みたいアクションプラン「2030vision」を掲げており、その中に「かがやく」という項目があります。

【かがやく】:組合員さんの声に応えられる人の育成を通じ、生協活動を未来へ広げます。

今回のイベントのように、組合員さんと共に行うイベントなどを通して「かがやく」という取り組みにもつなげていきたいです。

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編集担当すーさん

2024年アイチョイスに入協。愛犬をこよなく愛する30代。
アイチョイスでは、気になる冷凍食品をついついたくさん注文してしまうので、冷凍庫が常にパンパン!
冷凍庫のスペースを空けるために毎週必死です。
ナッツはチョコレートに包まれたピーカンナッツが好き。