えびと小松菜のクリーム煮【管理栄養士レシピ】

緑黄色野菜の中でも、特に栄養価が高い小松菜。
一年中手に入りやすく、おひたしや炒め物、汁物、和え物など、調理の幅が広い野菜ですよね。

ほうれん草に比べてアクが少なく下茹での必要がないので、時短調理にも重宝している、という方も多いのではないでしょうか。

アイチョイスでは、農薬を使わずに栽培された有機小松菜を取り揃えています。
「えぐみが少なく食べやすい」「みずみずしく、甘みもあっておいしい」とご好評いただいています。

そんな小松菜を使ったレシピを、アイチョイスの管理栄養士・高橋素子さんに聞きました!

【レシピ】えびと小松菜のクリーム煮

<材料>2~3人分

<作り方>

1.むきえびは水気を拭き、塩、こしょうをして小麦粉少々(分量外)をまぶす。
小松菜は4㎝長さに、たまねぎは薄切りにする。
にんにくはみじん切りにする。

2.フライパンにバターを中火で溶かし、にんにくを加える。
香りが立ったら、玉ねぎ、しめじを加えて炒める。
しんなりとしたら、えびを加えてサッと炒め、色が変わったらえびだけをいったん取り出す。

3.2に小麦粉を振り入れて炒め、粉っぽさがなくなったら、牛乳、塩小さじ1/3を加える。
焦げないよう混ぜながら煮立たせ、小松菜を加えて約1分煮る。
しんなりとしたら、えびを戻し、さらに1分ほど煮て塩、こしょうで味を調える。

管理栄養士からひとこと

鉄分やカルシウム、βカロテン、ビタミンなどが豊富に含まれる小松菜。
牛乳やえびに含まれるたんぱく質と一緒に摂ることで、小松菜の豊富な栄養素を効率よく吸収できます。

ダマになったり小麦粉が焦げ付いたりと、少し難しいイメージのクリーム煮も、炒めた具材に小麦粉を加える方法なら失敗が少なく、おすすめです◎
ワンパンでできるのも、洗い物が少なく便利なポイント。

また、牛乳の代わりに豆乳を使っても、美味しく作ることができます。

管理栄養士
高橋素子さん

ホッとする、やさしい味わい

一口食べると、クリームの味が口の中でふわりと広がりました。
小松菜とクリームの相性が抜群です◎
にんにくを使うことで、塩こしょうだけのシンプルな味付けでも風味が引き立ち、えびの旨味や玉ねぎの甘みも感じられる一皿です♪

また、具材の食感の良さもポイント。
小松菜やえびの加熱時間を短くすることで、小松菜はシャキッと、えびはぷりぷりとした食感を楽しめます!

クリーム煮は失敗しそうでこれまで敬遠していましたが、このワンパンレシピなら挑戦してみたいと思いました。

小松菜の豊富な栄養をえびや牛乳のたんぱく質と一緒に摂れる一品なので、成長期のお子さんにも特におすすめです!

フライパンひとつで手軽に作れる小松菜のクリーム煮、ぜひ一度お試しください♪

アイチョイスの管理栄養士

高橋素子(たかはしもとこ)

アイチョイス商品部 管理栄養士・フードコーディネーター

主にカタログに掲載している野菜のレシピ、食材セットのメニュー開発・レシピを担当しています。

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編集担当さっちん

30代、小学生二人の母。仕事・家事・育児の両立に奮闘中。
料理に関しては若干ずぼらなため、簡単・時短レシピに目がありません。
日本酒が大好きで、おかずにもおつまみにもなるレシピを日々探しています!
ナッツはピスタチオが好き。