投稿日2024.9.13
有機野菜で作る離乳食ガイド|レシピやおすすめブランドも紹介【保存版】
「安全で栄養たっぷりの離乳食を赤ちゃんに!」
そんなママやパパの願いを叶えるのが、有機野菜を使った離乳食です。
でも、有機野菜がどんな野菜で、離乳食にどう使うのかで悩んでいる方も多くいるはず。
高価で手間がかかるというイメージのある有機野菜ですが、実はちょっとしたコツで手軽に取り入れられるんです。
そこで本記事では、赤ちゃんの健康を第一に考えながら、忙しいママパパの味方になる有機野菜離乳食の秘訣をご紹介します。
月齢別のおすすめ野菜や、栄養を逃さない調理法まで、すぐに実践できるヒントが満載です。
目次
有機野菜と離乳食
有機野菜を使った離乳食は、赤ちゃんの健康と成長を考えるママやパパにとって気になるトピック。
安全で栄養価の高い食事を提供したいという想いから、多くの方が有機野菜に注目しているんです。
離乳食に有機野菜を取り入れて赤ちゃんに安全・安心な食事を提供できるよう、以下の解説を読んで、正しい情報を知っておきましょう。
有機野菜とは?オーガニックとの違い
有機野菜とは、農薬や化学的に合成された肥料を使用せずに栽培された野菜のことを指します。
日本では、農林水産省の有機JAS認証を受けた野菜が「有機野菜」として販売されています。
有機野菜は栄養価が高いことが多く、野菜が本来持っている成長する力を引き出すため、栄養価が高く、味わいが優れています。
そのため赤ちゃんの離乳食にもぴったり!
オーガニック野菜は有機野菜と同義として使われており、表記が違ってもどちらにするか迷う必要はありません。
有機野菜を離乳食に使用したい場合は、「有機JASのマーク」の付いた野菜を選んでください。
※アイチョイスでは有機栽培レベルという表現があります。
有機JAS認定を受けてはいないものの、化学肥料や農薬を使用していない農作物に対して、このような呼称をつけて販売を行っています。
参考:有機表示について|農林水産省
有機食品の検査認証制度:農林水産省 (maff.go.jp),(参照2024-09-13)
離乳食における有機野菜の重要性
離乳食に有機野菜を使用することには、いくつかの利点があります。
まず、化学農薬や化学肥料を使用していないため、赤ちゃんの体に余計な負担をかけにくいという点。
赤ちゃんの体は大人よりも敏感なので、できるだけ安全な食材を選びたいという親の気持ちに応えられるんです。
また、有機野菜は一般的に栄養価が高く、成長期の赤ちゃんにとって、栄養バランスのよい食事は重要。
有機野菜は土壌環境や栽培方法にこだわり、本来の野菜が持つ栄養素をしっかりと含んでいるため、赤ちゃんの離乳食におすすめの野菜です。
栄養バランスに優れ、素材本来の味わいを楽しめるという利点もあります。
離乳食の時期からおいしい野菜の味に触れると、将来野菜が好きな子どもに育つ可能性も。
離乳食における有機野菜のメリットとデメリット
離乳食に有機野菜を取り入れるメリットは多いですが、同時にデメリットも存在します。
メリットとデメリットを踏まえ、自分の家庭に合った方法で有機野菜を取り入れましょう。
以下では、離乳食における有機野菜のメリットとデメリットを詳しく解説します。
有機野菜のメリット
有機野菜を離乳食に使用することで、以下のような3つの主なメリットが期待できます。
- 安全性が高い
- 栄養価が豊富
- 環境への配慮
有機野菜は有機JAS認証の厳しい基準をクリアしており、有機JAS認証の農薬と肥料を使用しているため、赤ちゃんの体への負担が少ないのが大きなメリットです。
また、土壌環境や栽培方法にこだわっているため栄養価が高く、抗酸化物質など、健康によい成分も多く含んでいます。
さらには、化学的な生産をしないため環境負荷が少なく、持続可能な農業支援にもつながります。
有機野菜のデメリット
一方で、有機野菜には以下のような3つの主なデメリットもあります。
- 価格が高い
- 入手しづらい
- 見た目が不揃い
有機野菜は、一般の野菜と比べて高価なため家計の負担が大きくなる場合があります。
そのため、毎日の離乳食にすべて有機野菜を使用するのは難しい場合も。
また、季節や天候によっては品薄になりやすく、流通が通常の野菜よりも少ないため、スーパーやコンビニでの取り扱いが少ないこともあります。
「有機=高い」というイメージが先行していると思いますが、アイチョイスなら安定した価格で購入できるうえ、乳児や幼児の体に余計な化学合成物質を取り込ませることがありません。
人生を考えた時に大きなメリットとなるとも言えます。
【月齢別】有機野菜を使った離乳食の進め方
有機野菜は、化学農薬や化学肥料を使用せずに育てられた野菜で、赤ちゃんの離乳食に最適。
ここでは、月齢別に有機野菜を使った離乳食の進め方を解説します。
5-6か月:離乳食スタート期の有機野菜の使い方
この時期は、赤ちゃんが初めて固形物を口にする時期。
消化器官が未熟なため、やわらかくて消化しやすい食材を選びましょう。
たとえば、以下のような使い方がおすすめです。
- 有機にんじんペースト
にんじんは甘みがあり、赤ちゃんにとって食べやすい野菜です。
有機にんじんをやわらかくゆでて、すりつぶしてペースト状にしましょう。
- 有機かぼちゃペースト
かぼちゃも甘みがあり、ビタミンAが豊富。皮をむいてゆで、ペースト状にするのがおすすめです。
有機野菜は素材そのものの味がしっかりしているため、薄味でも十分においしく感じられますよ。
7-8か月:形状の変化と有機野菜の種類の拡大
この時期は、食材の形状を少しずつ変えていくことで、赤ちゃんの咀嚼力を育てます。
- 有機ブロッコリーのミルク煮
茎の部分は硬いので、蕾の部分を使用します。
ブロッコリーを小さく切り、ミルクで煮ましょう。
- 有機ほうれん草とかぼちゃのマッシュ
ほうれん草の葉っぱをゆでて細かく刻み、かぼちゃのペーストと混ぜます。
この時期には野菜の種類を増やし、いろいろな味を経験させるのが大切です。
9-11か月:手づかみ食べと有機野菜の調理法
この時期は、手づかみ食べを始める時期です。
形状を工夫して、赤ちゃんが自分で食べられるようにしましょう。
- 有機小松菜とにんじんのスティック
小松菜の茎とにんじんをスティック状に切り、やわらかくゆでます。
手づかみしやすい形状にすると、赤ちゃんの興味を引けますよ。
- 有機野菜の五目炊き込みごはん
小さく刻んだ有機野菜を炊き込みごはんに混ぜます。
おにぎりにすると手づかみで食べやすく、栄養バランスも◎
手づかみ食べは、赤ちゃんの自立心を育てる大切なステップです。
12-18か月:幼児食への移行と有機野菜の役割
この時期は、幼児食への移行期です。
食材の種類や調理法をさらに多様化させ、バランスの取れた食事を提供しましょう。
- 有機野菜たっぷり雑炊
さまざまな有機野菜を細かく刻んで雑炊に。
栄養価が高く、消化もしやすいですよ。
- 有機野菜のミックススープ
ブロッコリー、小松菜、にんじんなどを使ったミックススープ。
野菜のうまみがたっぷりで、赤ちゃんも喜んで食べてくれることまちがいなし!
この時期は、食材の多様性を意識し、バランスの取れた食事を心がけましょう。
離乳食におすすめの有機野菜の調理法
有機野菜を使った離乳食は、赤ちゃんの健康的な成長を促します。
適切な調理法を知れば、離乳食の栄養価も最大限に活かせるようになりますよ。
初期におすすめ!有機野菜のペースト(かぼちゃ、じゃがいも、にんじんなど)
離乳食初期(5-6か月頃)におすすめの有機野菜とその調理法は以下のとおりです。
- かぼちゃ:ゆでてつぶす、または蒸してペースト状に
- じゃがいも:皮をむいてゆで、マッシュポテト状に
- にんじん:細かく刻んで煮る、またはすりおろして加熱
これらの野菜は消化しやすく、アレルギーリスクも低いため、初期の離乳食にぴったり。
中期以降に取り入れたい!細かく刻んだ有機野菜(ほうれん草、ブロッコリーなど)
離乳食中期(7-8か月頃)以降に取り入れたい有機野菜は以下のとおりです。
- ほうれん草:ゆでてみじん切りに、または細かく刻んで煮る
- ブロッコリー:小房に分けてゆで、やわらかくつぶす
- 小松菜:細かく刻んでゆでる、または葉っぱを使ってペースト状に
これらの野菜は栄養価が高く、赤ちゃんの成長に合わせて徐々に取り入れていきましょう。
有機野菜の下処理と保存方法
有機野菜は洗って土や汚れを落とせば、皮ごと使うことも可能です。
ただし、口あたりが気になって、食べない場合もありますので、赤ちゃんの食べ方を観察して使い分けてください。
赤ちゃんが食べやすいように細かくカットして、葉物野菜は下ゆでしてアクを取りましょう。
清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保存してくださいね。
冷凍保存も可能です。
必ず冷ましてから冷凍し、空気をしっかり抜くのもお忘れなく。
以上のような下処理や保存法で、有機野菜の鮮度と栄養価を保ちながら、効率的に離乳食を作れますよ。
栄養を逃さない調理のコツとは?
有機野菜の栄養を最大限に活かすためには、調理方法にコツがあります。
以下に、栄養を逃さない調理のポイントをまとめましたので参考にしてくださいね。
皮ごと調理する | 多くの野菜は皮に栄養が豊富に含まれています。 皮ごと調理することで、栄養素を逃さず摂取できますよ。 |
適切な切り方を選ぶ | 玉ねぎなどは繊維に沿って切ると栄養を逃しにくくなります。 |
蒸し調理を活用 | 蒸し野菜は栄養を最も逃さない調理法。 とくに水溶性ビタミンを多く含む野菜に効果的です。 |
ゆで時間を最小限に | ゆでる場合は、短時間で済ませ、すぐに冷水に取るか、ざるに上げて冷ましましょう。 |
ゆで汁の活用 | ゆでた後の煮汁を捨てずに、調理に使用することで栄養を最後まで使い切ります。 |
日光を活用 | トマトやしいたけは、調理前に30分ほど日光に当てると、それぞれリコピンやビタミンDの量が増加します。 |
冷凍保存を活用 | キノコ類は一度冷凍することで細胞壁が壊れ、栄養が取りやすくなります。 |
赤ちゃんの離乳食に使用する際も、これらのポイントを参考にしながら、月齢に合わせた調理法を選びましょう。
有機野菜を使った離乳食レシピ集
有機野菜を使った離乳食を月齢別で紹介。
以下では、アイチョイスの管理栄養士が考えたレシピをもとに、有機野菜やおすすめの材料を使った安心な離乳食レシピを解説します。
初期(5-6か月):有機野菜のパンがゆ
<材料>
- シンプルな野菜スープ(※)・・・・・・・・・200ml
- 食パン・・・・・・・・・・・・1枚(パンの耳は除く)
- すりつぶした煮野菜・・・・・・・・・・・・・・適量
※基本となる「シンプルな野菜スープ」のレシピはこちらをご確認ください。
<作り方>
1.野菜スープで使用した煮野菜を、すりつぶす。
2.ちぎった食パンを野菜スープで煮たパンがゆに、すりつぶした煮野菜を入れて火を通す。
ここがポイント
-
にんじんやじゃがいもは皮つきのままでも◎
すりつぶすときに取り除いてもOK -
他にもかぼちゃ、さつまいも、かぶ等がおすすめです。
ごぼう、れんこんなど硬いものは離乳食に不向きなので避けましょう。
中期(7-8か月):有機野菜と鶏ひき肉の簡単おじや
<材料> 1食分 ※写真は2食分
- 有機にんじん・・・・・・・・・15g
- 有機ブロッコリー・・・・・・・15g
- 有機玉ねぎ・・・・・・・・・・20g
- 鶏ひき肉(ササミまたは胸)・・・15g
- ごはん・・・・・・大さじ2(約30g)
- 野菜のゆで汁・・・・・・・・150ml
<作り方>
1.にんじんは縦に4等分に切り、玉ねぎは薄切りにする。
ブロッコリーは小房に分ける。
鶏ひき肉は下茹でし水を切っておく。
大きな塊があれば手で細かくほぐしておく。
2.にんじん、玉ねぎ、ブロッコリーをやわらかくなるまでゆでた後、野菜のゆで汁を120ml残しておく。
にんじん、玉ねぎは細かく刻み、ブロッコリーは穂先のみ細かく刻む。
3.小鍋に野菜のゆで汁、ごはん、細かく刻んだにんじん、玉ねぎ、ゆでた鶏ひき肉を加えて煮込み、ごはんがとろとろになるまで10分ほど煮詰める。
最後に刻んだブロッコリーの穂先を混ぜる。
ここがポイント
- 野菜のゆで汁を使用してごはんを煮込むことで、野菜のうまみが凝縮されます。
- 鶏肉のうまみと野菜のうまみがしっかり出ているので、だし汁を使用しなくてもうまみを感じられます。
後期(9-11か月):たっぷり有機野菜と鶏ひき肉のミルクスープ
<材料> 大人2人と赤ちゃん1人分
- 有機じゃがいも・・・・100g
- 有機にんじん・・・・・50g
- 有機玉ねぎ・・・・・・100g
- 有機ブロッコリー・・・75g
- 鶏ひき肉・・・・・・・70g
- 水・・・・・・・・・300ml
- 牛乳・・・・・・・・200ml
- 塩・・・・・・・・小さじ1/3
1.じゃがいも、にんじん、玉ねぎは5mm角に切る。
ブロッコリーは小房に分ける。
鶏ひき肉をゆでて水を切っておく。
大きな塊があれば手で細かくほぐしておく。
2.鍋に水を入れ、野菜を加えてやわらかくなるまで15分程煮る。
ブロッコリーはやわらかくなりすぎると色が悪くなるので、途中で取り出して5mm角程度に細かく刻んでおく。
3.野菜がやわらかくなったら、2のひき肉を加えて2~3分煮た後、牛乳を加えて沸騰直前まで温め、塩を加えて味を調える。
赤ちゃん用に大さじ6程度取り分ける。
ここがポイント
- じゃがいもの代わりにかぼちゃを使用しても甘みが出ておいしいです。
- 鶏肉のうまみと野菜のうまみがしっかり出ているので、コンソメなどを使用しなくても大人もおいしく食べられます。
- 月齢や離乳食の進み具合に合わせて水溶き片栗粉やとろみ剤で、とろみをつけると赤ちゃんは食べやすいです。
完了期(12-18か月):有機野菜のパングラタン
<材料>
- シンプルな野菜スープ(※)・・・・・・・・・200ml
- 食パン(※)・・・・・・・・・1枚(パンの耳は除く)
- すりつぶした煮野菜(※)・・・・・・・・・・・適量
- シュレッドチーズ・・・・・・・・適量
※「有機野菜のパンがゆ」と同じ材料です。
1.野菜スープの煮野菜は5mm角に細かく切る。
2.食パンを1cm角に切り、耐熱皿に入れる。
1の野菜、ゆでてほぐした白身魚をパンにかけ、シュレッドチーズ少々をのせる。
3.トースターでチーズが溶けるまで5~6分間焼く。
ここがポイント
- 野菜スープは、慣れてきたら味噌汁の上澄みを2~3倍に薄めたものでも◎
- ほぐし身は月齢に合わせてすりつぶしましょう。
有機野菜を使った離乳食の選び方と活用法
有機野菜を使った方がいいと分かっても、具体的にどのように有機野菜を離乳食に取り入れていけばいいのか疑問に思う方もいますよね。
そこで以下では、有機野菜を使った離乳食の選び方と活用法について詳しく解説します。
有機野菜を使った離乳食の種類と特徴
有機野菜を使った離乳食には、主に以下の種類があります。
- 手作り離乳食:新鮮な有機野菜を自分で調理するので赤ちゃんの月齢や好みに合わせて調整可能
- 市販の有機ベビーフード:レトルトやフリーズドライタイプが一般的で、忙しいときや外出時に便利
手作り離乳食は新鮮さと調整のしやすさが魅力ですが、料理時間がかかるのがネック。
一方、市販品は手軽ですが、添加物の有無や栄養バランスに注意が必要です。
すべて手料理である必要はなく、自身の状況や赤ちゃんの月齢に応じて、市販のベビーフードと組み合わせることで効率よく作れますよ。
信頼できる有機野菜を使った離乳食の選び方
有機野菜を使った離乳食を選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。
- 有機JAS認証マークの確認:農林水産省の基準に基づいた有機野菜使用の証
- 特定栽培マークの確認:都道府県別に認証された節減農薬・低化学肥料農作物
- 月齢に合った商品選び:赤ちゃんの成長段階に適した形状や味付け
- 原材料表示のチェック:使用されている野菜の種類や添加物の有無
- アレルギー表示の確認:特定原材料(卵、乳、小麦など)の含有チェック
- 保存方法と賞味期限の確認:常温保存可能か、開封後の保存期間など
これらのポイントを押さえて、安心して有機野菜を使った離乳食を選びましょう。
おすすめ有機野菜を使った離乳食ブランド比較
有機野菜を使った離乳食は、赤ちゃんの健康を守るための重要な選択です。
ここでは、人気の有機離乳食ブランド「babybio」「地球畑」「coopきらきらステップ」を比較し、それぞれの特徴とおすすめ商品を紹介します。
ブランド名 | 特徴 | 価格帯 | 取扱商品 |
babybio | フランス発のオーガニックブランド | 中〜高 | ベビーフード、スムージー |
地球畑 | 国産有機野菜使用 | 中 | ベビーフード、野菜ペースト |
coopきらきらステップ | 生協のプライベートブランド | 低〜中 | ベビーフード、離乳食セット |
さまざまなブランドを比較しながら、自分の家庭に合った有機野菜を使った離乳食を選ぶのがおすすめです。
手作りと市販品を上手に組み合わせれば、赤ちゃんに安全で栄養バランスのよい食事を提供できますよ。
babybio
babybio(ベビービオ)は、1996年にフランスで設立されたオーガニックベビーフードブランド。
高品質のオーガニック食材を使用し、家庭での手作りに近いレシピで製造されています。
特徴
- オーガニック食材:主にフランスや近隣諸国(スペイン、イタリアなど)の有機栽培された野菜や果物を使用
- 無添加:砂糖、塩、保存料、着色料などの添加物を一切使用していません
- 環境配慮:パッケージのリサイクルプログラムを推進し、環境に配慮した取り組みも◎
地球畑
地球畑は、国産の有機野菜を使用した無添加のベビーフードブランド。
シンプルな味付けで赤ちゃんの味覚の育成を重視しています。
特徴
- 国産有機野菜:厳選された国産有機野菜を使用
- 無添加:食品添加物、化学調味料を一切不使用
- 使いやすさ:レトルトパウチで提供され、旅行や外出時にも便利
※「化学調味料」は「調味料(アミノ酸等)」を端的に伝える用語として使用しています。
coopきらきらステップ
coopきらきらステップは、コープ系列のブランドで、手軽に作れる冷凍食品ラインが特徴です。
多彩なメニューが揃っているのが魅力のひとつ。
特徴
- 手軽さ:冷凍食品として提供され、簡単に調理できます
- 多彩なメニュー:ミニハンバーグ、スティックナゲット、プチホットケーキなど、バリエーションが豊富
- 価格:手頃な価格
手作りと市販品のバランスの取り方
有機野菜を使った離乳食は、手作りと市販品を上手に組み合わせることで、より効果的に取り入れられるんです。
以下に、バランスの取り方のポイントをまとめたので、離乳食に有機野菜を取り入れる際の参考にしてくださいね。
- 補助的に市販品を活用する
- 手作りで不足しがちな栄養素を市販品で補完する
- 手作りでは難しい調理法や食材を市販品で補う
- 時間のあるときは手作りして忙しいときは市販品を活用する
- 旬の有機野菜は手作りで提供する
以上のポイントを意識しながら、赤ちゃんの月齢や好み、家庭の状況に合わせてバランスを取りましょう。
完ぺきを目指すのではなく、無理のない範囲で有機野菜を取り入れるのが大切です。
手作りと市販品それぞれの良さを活かし、無理なく赤ちゃんにとって最適な離乳食づくりを心がけましょう。
有機野菜を取り入れた離乳食づくりのコツとポイント
以下では、有機野菜を取り入れた離乳食づくりのコツとポイントを紹介します。
時短テクニック:忙しいママパパでもできる有機野菜の活用法
忙しいけど有機野菜を使って離乳食を作りたい・・・。
そんなママパパは、以下のテクニックを参考にしてみてくださいね。
- 下処理の一括化:週末にまとめて野菜を洗い、カットしておく
- 冷凍保存の活用:ゆでた野菜を小分けにして冷凍保存
- 電子レンジの利用:蒸し野菜や温めなおしに活用
- 有機野菜ペーストの活用:市販の有機野菜ペーストをストック
これらのテクニックを組み合わせると、平日の忙しい時間でも手軽に有機野菜を使った離乳食を作りやすくなりますよ。
栄養バランスを考えた有機野菜の組み合わせ方
栄養バランスのよい離乳食を作るには、さまざまな種類の有機野菜の組み合わせが大切です。
以下のポイントを押さえて調理しましょう。
- さまざまな色の野菜を組み合わせる:緑(ほうれん草)、黄(かぼちゃ)、赤(にんじん)など
- 主食と組み合わせる:有機米やパンと野菜を一緒に調理
- タンパク質源を加える:豆腐や魚、肉と野菜を組み合わせる
- 季節の野菜を取り入れる:旬の有機野菜を活用
以上の組み合わせを意識すれば、栄養バランスの取れた離乳食を作れることまちがいなし!
有機野菜を使った離乳食の冷凍保存と解凍方法
有機野菜を使った離乳食の作り置きは、忙しいママパパの強い味方です。
以下の点に注意して保存と解凍を行いましょう。
- 小分けにして冷凍:1回分ずつ分けて保存容器やアイスキューブトレイに入れる
- 適切な保存期間:2週間を目安に使い切る
- 解凍方法:冷蔵庫で自然解凍か、電子レンジで加熱解凍
- 再冷凍を避ける:一度解凍したものは再冷凍せず、その日のうちに使い切る
以上のような冷凍方法を守ると安全に有機野菜の離乳食を保存・解凍できますよ。
アレルギー対策:有機野菜を使った離乳食の注意点
有機野菜を使用しても、赤ちゃんのアレルギー対策は必須です。
アレルギー対策においては、以下の点に注意してください。
- 初めての野菜は少量から:新しい野菜を導入する際は、小さじ1杯程度から始める
- 単一野菜から始める:複数の野菜を混ぜず、1種類ずつ試す
- 観察期間を設ける:新しい野菜を与えた後は、2〜3日様子を見る
- アレルギー症状に注意:発疹、かゆみ、消化器症状などが現れたら医師に相談
以上の注意点を守りながら、慎重に有機野菜を取り入れていきましょう。
離乳食における有機野菜のよくある質問
有機野菜が高い理由は何ですか?
オーガニック野菜と有機野菜の違いは何ですか?
有機野菜とオーガニック野菜は同義として使用されています。
有機野菜もオーガニック野菜も、農林水産省のJAS認証を受けており、指定された農薬や肥料以外は使わないという定義があります。
有機野菜のメリットは何ですか?
最大のメリットは、安心して野菜を食べられる点です。
化学肥料は使わず、農薬も農林水産省が指定したものしか使用できないため、繊細な赤ちゃんの離乳食にもぴったりです。
離乳食の野菜は何から食べさせればいいですか?
離乳食初期の場合は、かぼちゃ・にんじん・じゃがいもなどを、ゆでたり蒸したりしてペースト状にして食べさせるのがおすすめ。
中期以降はほうれん草やブロッコリーなどもいいでしょう。
有機野菜を離乳食に使って赤ちゃんを健やかに!
有機野菜を使った離乳食は、赤ちゃんの健康的な成長をサポートする素晴らしい選択肢。
月齢に合わせて適切な野菜を選び、正しい調理法で栄養価を最大限に活かすのが大切です。
初期は消化しやすいかぼちゃやじゃがいもから始め、中期以降はほうれん草やブロッコリーなど栄養豊富な野菜を取り入れていきましょう。
有機野菜を使った離乳食は、赤ちゃんの味覚形成にも良い影響を与え、将来の食生活の基礎を築くきっかけにもなります。
一つずつ試しながら、赤ちゃんとママパパに合った方法を見つけて、健康的でおいしい離乳食づくりを楽しんでくださいね。
アイチョイスでは、子育てサポートとして有機野菜を使ったベビーフードも取り扱っています。
安心でおいしい離乳食を検討されている方は、ぜひ見てみてください。
有機野菜は、化学農薬や化学肥料を使わないため、栽培に手間がかかるからです。
また、大量生産も難しく、需要に対しての供給量が追いついておらず、値段が高くなりやすい傾向に。