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理想の農業を追求し、進化を続ける。『秋川のチキンナゲット』を製造する秋川牧園に行ってみた!【Vol.1】

子どもにはできるだけいいものを食べさせたい。
でも、できれば手軽でおいしいものを選びたい。

今回はそんなママたちの想いに寄り添った商品づくりを続ける、秋川牧園さんに伺いました!

秋川牧園と書かれた看板の写真

秋川牧園は「子どもにもあんしんして食べさせられるものを」という想いのもと、1972年に山口県で創業しました。

自然と共生し、人間にも動物にもストレスの少ない暮らしを目指しながら、挑戦を続けてきた“食づくりのパイオニア”です。

鶏肉のイメージが強いですが、実は鶏肉や卵にとどまらず、乳牛や黒豚、さらに野菜の生産から加工・販売まで幅広い分野を手掛けています。

「理想の農業」を目指した、秋川牧園の始まり

秋川牧園の社屋と入口案内と書かれた看板の写真

現社長の父が40歳のとき、小学校跡地の養鶏場を借り、わずかな鶏の飼育から事業を開始しました。

その背景には、当時深刻化していた公害問題と、祖父の教えがありました。
「理想の農業がやりたい」と中国へ渡り、苦労の末に立派な農園を築いた祖父がいつも口にしていた言葉、「口に入るものは間違ってはいけない」。

人の命と健康に直結する食べ物を選ぶことはとても大切で、それを担う業者はもっと責任が重い――この考え方が秋川牧園の原点となり、「残留農薬の心配のない卵づくり」から歩みが始まりました。

アニマルウェルフェアに配慮した鶏舎

秋川牧園の運営する鶏舎の写真。窓が大きくて明るく、敷地も広いので、鶏たちがのびのびと暮らしている。

秋川牧園では、創業当初からカーテンを開けると自然の風と光が入る「開放鶏舎」を採用しています。
自然に近い環境で過ごせるよう収容密度を下げ、必要以上に人が立ち入らないように配慮することで、鶏がストレスなく暮らせる環境を整えてきました。

また抗生物質に頼らない飼育を実現するためには、病気を未然に防ぐ工夫が欠かせません。

菌を「持ち込まない・持ち出さない」意識と、調子が悪いのを見逃さない鋭い観察力。

こうした日々の積み重ねが、健やかな命を育んでいます。

餌の安全性と技術開発

鶏の健康と安全を守るため、植物性の飼料を中心に与えています。

一般的には動物性原料が使われることが多いものの、生物濃縮によって野菜をそのまま食べるよりも残留農薬の影響が強まる可能性があると考え、植物性の飼料の開発に乗り出したそう。

輸入に頼らざるを得ないトウモロコシについても、収穫後農薬を使わないホストハーベストフリーコーンや遺伝子組み換え検査済みのものを選び、大豆や菜種油も厳選。

さらに、地域循環を目指し、2009年から「飼料米」の取り組みを開始。農家さんとともに「多収穫を技術で頑張ろう」を合言葉に挑戦を続けています。顔が見える関係でつながれることは、大きな喜びだと語ってくれました。

チームワークを大事にする

現在、飼育する若鶏の約2/3は自社農場で、残りは信頼のおける協力農家さんにお願いし、秋川牧園の飼料と飼育方法での飼育を委託しています。
豚や牛も同様に、協力農家さんと力を合わせて飼育をしているそうです。

個人農家さんには、特別な良さがあるといいます。

家のすぐそばに農場があるから、毎日きめ細かく見回ることができ、わずかな変化にもすぐ気がつける。
そして、鶏が元気でないと自分の生活に直結するため、真剣そのものだとか。

一方で、小さな農家さんは加工や商品づくり、営業までは手が回りません。
だからこそ、秋川牧園がその部分を担い、生産から加工、そして食卓までを一つのチームでつなぐ体制を整えています。

魅力たっぷりの開発商品

秋川牧園さんの商品。

自社工場での製造が難しい商品は、メーカーへ委託してつくります。

開発担当が、最適なメーカーを探すところから始めるのだそう。
原材料や製法へのこだわりが強いぶん、お断りされることも少なくありません。
それでも、商品の魅力を最大限に引き出すために妥協はしません。

「餅は餅屋」というように、よりおいしく仕上げてくださるメーカーさんを探して、二人三脚で進めていく・・・それがいちばんの頑張りどころだと語ってくれました。

作りたい商品があれば、まずは市場調査を行い研究を重ねて、“こんな感じを目指したい”と商品のイメージを固めていくところからスタート。

時間も手間もかかる作業ですが、その積み重ねこそが商品のおいしさに繋がっているのですね。

自然と向き合い、人に寄り添う食づくり

秋川社長(スーツを着た男性)の写真

秋川牧園の取り組みには、自然を大切にしながら、食べる人の暮らしを考えたやさしい真面目さがありました。

子どもに安心して食べさせたい。

その気持ちを何よりの軸に、ていねいな飼育や原料選びを積み重ねてきた姿勢が、ふだんの食卓をやさしく支えてくれているのですね。

Vol.2では、アイチョイスでも大人気「秋川のチキンナゲット」の工場見学や開発の裏側をご紹介します。お楽しみに!

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編集担当わにこ

2021年アイチョイス入協、30代、夫と1歳の息子と3人暮らし。
はじめての商品を試すときは注文前に必ずクチコミをチェックする慎重派。
忙しい毎日、アイチョイスの商品にとても助けられています。
上品な風味のマカダミアナッツが好き。