「伊藤農園に行ってみた!」と言う文字と、レモンと伊藤さんの写真

愛知県田原市で国産レモンを栽培!伊藤農園の二代目が語る、おいしさの理由

愛知県田原市で、レモンをはじめとする柑橘類を栽培している伊藤農園。
広大な圃場をひとりで管理しているのが、二代目の伊藤さんです。

伊藤さんが栽培するレモンは、アイチョイスでも大好評!
「皮ごと使ってもあんしん」と、うれしい声が多数届いているんですよ♪

目の覚めるような酸味が特徴のレモンとは対照的に、ゆったりとやさしい語り口で取材に応じてくれた伊藤さん。
記事を読んで、ぜひその素敵なお人柄に触れてみてください♪

レモンの木でいっぱいの伊藤農園の写真

愛知県田原市にある、伊藤農園。
レモンを中心に、ハウスみかんや文旦など、複数の柑橘類を栽培しています。

田原市内に点在する圃場は、なんと約2.5haという広さ!
伊藤さんは、その圃場をひとりで管理しているそうです。

木に実ったレモンに手を添えてほほ笑む伊藤農園の伊藤さん

伊藤さん

愛知県田原市出身。

高校卒業後、「一度実家を離れて暮らしてみたい」と豊田市に移り住み、物流の仕事を経験。

現在は生まれ育った地元の田原市で、お父様から圃場を受け次ぎ、柑橘類を栽培しています!

伊藤さんの歩み

お父様の代から40年間、農薬を使わずに柑橘を栽培

伊藤さんが木に実ったレモンを手に取って眺めている様子

高校卒業後、愛知県豊田市に本社を構える株式会社愛農流通センター(以下:愛農流通センター)に就職した伊藤さん。

もともとお父様が農業をしていたため、伊藤さん自身も自然と農業の道を選んでいたと言います。
働きながら物流について学び、お父様が膝を痛めたことをきっかけに、田原市へ戻り、農家として歩み始めました。

伊藤農園では、お父様の代から数十年間農薬を使わずに栽培を行ってきました。
レモンの栽培は伊藤さんの代からスタートし、お父様の姿勢に倣って農薬を使わずに栽培しています。

レモンの見た目をよくするためには、農薬を使用するのが効果的であるのも事実です。
それでも「できないこともないので、なんとかやっています」と話してくれました。

農薬を使用しない栽培は、生産者さんへの負担が大きいもの。
一言では言い表せないほどの、苦労や工夫の上で成り立っているはずです。
消費者であるわたしたちが、見た目だけでなく「あんしん」を基準に選択することで、志を持つ生産者さんを支援していきたいですね。

レモンの品種と「トゲ」

レモンの枝にあるトゲの写真

伊藤さんが出荷しているレモンは、「リスボン」と「ユーレカ」の2品種です。

「リスボン」は、皮が薄くて小ぶりなレモンが実るのが特徴。
伊藤さん曰く「扱いやすい」そうで、メインで栽培している品種です。

「ユーレカ」は、リスボンに比べトゲが少ないと言われる品種。
皮が厚めで、酸味が強いのが特徴です。

みなさんは、レモンの木にはトゲがあることをご存じでしたか?
レモンが風に揺られた際にトゲに触れ、傷がついてしまうこともあるんだとか。
収穫の際などは、伊藤さんも傷だらけになって作業しているそうです。

「ぼかし肥料」を使って栽培

たくさんのレモンの木の写真

伊藤さんのレモンは、すべて露地栽培。
広い圃場で、自然の恵みを受けながらのびのびと育てられています。

伊藤さんは、有機質を土やもみがらと混ぜて発酵させた「ぼかし肥料」を使用。
発酵から肥料の散布まで、すべて手作業で行っていたんだとか。
化学肥料と比較すると量も多いそうで、かなりの重労働です。

そこで、肥料の散布に専用の機械を導入。
負担が減り、広い範囲に効率よく肥料を撒けるようになったそうです。
必要に応じて作業を機械化していくことは、農業人口の高齢化が進む日本でも重要なことだと言えるでしょう。

10月と2~3月の年2回に肥料を与え、追肥する場合は、12月~1月頃に行います。
7月頃には、選別を兼ねた摘果を実施。
実が多すぎると成長の妨げになるため、状態の悪いものを除去しておきます。

11月頃から青いレモンの出荷が始まり、12月頃からは黄色くなったレモンの出荷もスタート。
2月の終わり頃には、収穫はすべて完了。
来シーズンに向けて、新たな花が咲き始めるそうですよ。

愛農流通センターでの経験

伊藤さんは高校を卒業後、愛農流通センターで物流の仕事に携わっていました。
その経験は、現在生産者として働くうえで大きな力になっていると話します。

当時は、生産者から受け取った農産物をお客様の元へと送り届ける業務を担当。
生産者の手を離れた農産物が、どのような工程を経て消費者のもとに届くのか。
その流れを現場で理解できたことが、今の仕事の進めやすさにつながっているそうです。

現在は、生産者として愛農流通センターとお仕事を共にする関係に。
伊藤さんが育てたレモンをはじめ、さまざまな柑橘類を愛農流通センターで取り扱っています。

メンバーとの交流も続いており、お互いに仕事について相談し合うこともあるのだとか。

愛農流通センターについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています!
ぜひ読んでみてくださいね。

『手絞り国産レモン果汁』が好評です!

収穫したレモンの中には、見た目が悪く市場に出せないものも。
味は変わらないのに、捨てるのはもったいない・・・。
そこで始まったのが、レモン果汁の販売でした。

当初はすべて機械で搾っていましたが、えぐみが出てしまい、果汁としては今ひとつの味わいだったと言います。
そこで、調整しながら圧をかけて搾るという「手搾り」に変更。
搾りすぎによるえぐみが抑えられ、雑味のないおいしいレモン果汁になりました。
そうしてできあがったのが、『手搾り国産レモン果汁』という商品です。

国産レモン使用というあんしん感も相まって、アイチョイスでも大人気!
ドレッシングやレモネードなど、手軽に農薬不使用のレモンを味わえるのが魅力です。

果物は特に、見た目で市場価値が左右されがち。
「農薬不使用」「農薬削減」というあんしんにこそ、価値を見出してほしいとアイチョイスは願っています。

みっくすなっつで紹介しているレシピにも、『手搾り国産レモン果汁』はよく利用しているんですよ♪
ぜひチェックしてみてくださいね!

伊藤さんに聞いてみた!

レモンの木の前に立つ伊藤さんの写真

レモンの栽培を始めた理由は?

実は、あまり覚えていないんです(笑)
父に「何を栽培したいか」と聞かれ、なぜか「レモン」と答えていました。

レモンは糖度を求められない農産物なので、栽培の難易度が低いのではという理由だったような気がしますね。

伊藤さん

おすすめのレモンの食べ方はありますか?

炭酸水を加えてレモンスカッシュにしたり、はちみつ漬けにしたりですかね。
農薬を使用していないため、あんしんして皮ごと使っていただければと思います。

僕自身、あまりレモンを食べることがないので、逆に活用方法を教えてほしいですね(笑)

伊藤さん

※はちみつを使用しているので、1歳未満のお子さんには与えないでください。

栽培について、今後の課題はありますか?

やはり気候の影響ですね。
異常な暑さに加え、雨が少ないかと思えば突然集中的な豪雨に見舞われたり・・・。

雨が降らないと木が枯れてしまうので、ハウス栽培のようにいつでも水をかけられるような設備が、露地栽培でも必要になると思います。

伊藤さん

あんしんレモンを支える、「無理をしない」農業

木に実ったレモンに手を添えてほほ笑む伊藤農園の伊藤さん

農業は、どこまでやっても仕事が生まれてくるものだと伊藤さんは言います。
こだわればこだわるほど、仕事も増える。
一方で、ラクをしようと思えばいくらでもできてしまう・・・。

広い圃場をひとりで管理する伊藤さんは、その線引きが大切だと考えています。
農業における一番の資本は、生産者自身。
こだわりを追求するあまり、自身に負担をかけすぎては意味がないのです。

そうは言いつつ、休みの日でもふらりと圃場に出向いてしまうという伊藤さん。
飄々としつつも、常にレモンの様子を気にかけているのが伝わってきました。

料理や飲み物に添えれば、味の変化や向上に一役買ってくれるレモン。
食卓のメインになる存在ではないかもしれませんが、わたしたちの食生活をさわやかに彩ってくれます。
あんしんの農薬不使用のレモン、ぜひみなさんの毎日にも取り入れてみてくださいね!

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編集担当あんにん

2025年アイチョイス入協。30代、二児の母。
毎日3食+おやつを欠かさない食いしん坊です。
新商品を見つけたら、とりあえず食べてみる派!
ナッツはなんでも好きですが、食塩不使用のものを選んでいます◎