ケールのオリーブオイル炒め【管理栄養士レシピ】
目次
メイン食材は「ケール」!

「ケール」という野菜を知っていますか?
青汁や野菜ジュースによく使われていますが、実際に調理したことはない、という方も多いのではないでしょうか。
なんとなく、「苦みが強くて食べづらそう」というイメージのあるケールですが、最近では苦みの少ない品種もあります。
ケールはキャベツの祖先ともいわれるアブラナ科の野菜です。
見た目はブロッコリーの葉や茎の部分によく似ています。
また、ケールの注目ポイントは、その栄養価の高さです!
緑黄色野菜の一つである小松菜と比べても、カルシウムは1.3倍、ビタミンCは約2倍。
さらに、βカロテンも小松菜と同じくらい豊富に含まれています。
青汁や野菜ジュースに使われているのも納得ですよね!
今回は、ケールを使ったシンプルな炒め料理のレシピを、アイチョイスの管理栄養士、高橋素子さんに聞きました!
『ケールのオリーブオイル炒め』は、ケールをザクザクと切って炒めるだけの簡単レシピです。
材料はご家庭にあるものでできるので、もしケールが手に入ったら、ぜひお試しください♪
【レシピ】ケールのオリーブオイル炒め

<材料>2人分
- ケール・・・・・・・・・・・・・・・・・3枚
- オリーブオイル・・・・・・・・・・・大さじ1
- 塩、こしょう・・・・・・・・・・・・・各少々
- 粉チーズ、レモン果汁(お好みで)・・・各適量
<作り方>
1.ケールは食べやすい大きさに切る。

2.フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ケールを炒める。
油が回ったら、塩、こしょうを振る。
器に盛りつけ、粉チーズ、レモン果汁をかける。

ここがポイント
- 茎の太い部分は縦向きに切ると◎
- 全体がしんなりする前に火からおろすと、シャキッとした歯ごたえに仕上がり、くたっとするまで炒めれば、全体のかさが減ってもりもり食べられます!お好みで調節してください。
シャキッと歯ごたえ、ほどよい苦みが心地いい

一口食べた瞬間、ケールのシャキッとした食感に驚きました!
ケールのほろ苦さにレモン汁のさわやかさ、そして粉チーズの風味が一体となり、シンプルながらも奥深い味わいの一品です。
また、油との相性も良く、炒めたケールは色鮮やかで見た目もつやっと美しい!
食卓を華やかに彩ってくれます。
食べる前は、「茎の部分は硬いのかな?」と思っていましたが、実際に口にしてみると筋っぽさもなく、むしろ心地よい歯ごたえでした。
ケールを切って炒めるだけで手軽に作れる時短レシピなので、「あと一品おかずが欲しい」「献立に野菜をプラスしたい」というときにもおすすめです♪
今回はケールだけを使った炒め料理でしたが、ベーコンやにんにくなどを加えてペペロンチーノ風にしたり、スープに入れたり、生でサラダにしたりと、ケールは意外と調理の幅が広い野菜。
また、栄養価も高いので、ぜひ普段の献立に取り入れたいですね!
アイチョイスで取り扱っている「中庭farmers やみつきケール」は、「苦みが少なく食べやすい」「やわらかいのでサラダでもパクパク食べられる」と、ご好評をいただいています。
ケールのおいしさをしっかり味わえる一皿、みなさんもぜひ試してみてくださいね♪
アイチョイスの管理栄養士

高橋素子(たかはしもとこ)
アイチョイス商品部 管理栄養士・フードコーディネーター
主にカタログに掲載している野菜のレシピ、食材セットのメニュー開発・レシピを担当しています。

編集担当さっちん
30代、小学生二人の母。仕事・家事・育児の両立に奮闘中。
料理に関しては若干ずぼらなため、簡単・時短レシピに目がありません。
日本酒が大好きで、おかずにもおつまみにもなるレシピを日々探しています!
ナッツはピスタチオが好き。