「平田産業に行ってみた!」というタイトルと、平田産業の社員の皆様の写真

「あんしんして食べられるもの」とは?『自然派Style一番搾り純正なたね油』に込められた、平田産業の思いとこだわり。

毎日の食事作りに欠かせない、油。
普段何気なく使っていますが、どんな原材料で、どんな製法から作られているのか知らない方も多いのではないでしょうか?

今回は、アイチョイスのプライベートブランド商品『自然派Style一番搾り純正なたね油』を製造する、平田産業有限会社(以下:平田産業)を取材しました。
油にたっぷりつまった、たくさんのこだわりと思いやりについて、平田産業のみなさんに語っていただきました♪

平田産業有限会社の看板

明治35年に、油屋として創業した平田産業。
その頃、東京を中心とした都市部では電灯などの新しい灯りが徐々に広がっていました。

しかし、平田産業がある福岡県朝倉市はまだまだ油を使用したガス灯が多く、平田産業で生産する油も、食用ではなく灯りの燃料として使用されることが多かったそうです。
その後、時代とともに電気が普及するのに伴い、食用油の取り扱いがメインになっていきました。

前社長である会長が掲げた第一目標は、「あんしんして食べられる」こと。
その理念に基づき、NON-GMO(遺伝子組み換えではない)のなたねのみを原材料として使用し、製造工程で薬剤は一切使いません。

「平田産業の油は高い」と言われることもあるそうですが、それ相応の価値があると自負しています。
アイチョイスで取り扱う『自然派Style一番搾り純正なたね油』も、平田産業のこだわりがつまった逸品。
「油はこれと決めている!」という熱心なファンもいるほどなんですよ♪

インタビューに応えてくれたのはこの2人!

平田産業の社長

平田さん

平田産業有限会社 代表取締役社長。

曾祖父が創業した油屋さんが100年以上続き、現在の平田産業有限会社になりました。
平田社長は5代目に当たります。

名古屋の食べ物が大好きで、出張で訪れた際には、名古屋グルメをたのしんでいるそうです♪

平田産業の柳田さん

柳田さん

平田産業有限会社 営業部長。

さまざまな企業との調整役を担当しており、常に全国各地を飛び回っています!

知識豊富なうえに話し上手な柳田さん。
なたね油の解説から私たちの質問まで、とても楽しく丁寧に答えてくれました♪

『自然派Style一番搾り純正なたね油』の秘密に迫る

平田産業のこだわりを教えてください!

パック詰めされたなたね油がラインに乗って流れてくる様子

『自然派Style一番搾り純正なたね油』には、3つのこだわりがあります。

1つ目は、オーストラリア産の非遺伝子組み換えのなたねのみを原材料としていること。

2つ目は、薬剤を使用せずに圧搾した油であること。

3つ目は、不純物を酢と湯洗いで取り除いていること。

ひとつずつ、解説していきますね!

平田産業の柳田さん

柳田さん

2026年現在、国内には30数社の製油会社がありますが、この3つが揃っているのは、平田産業のみなんですよ!

平田産業の社長

平田さん

「非遺伝子組み換え」の原材料へのこだわりについて

なたねを手のひらに乗せている様子

『自然派Style一番搾り純正なたね油』に使用するのは、オーストラリア産の非遺伝子組み換えのなたねだけです。

とある生産者の圃場は約2000haで、ナゴヤドームに換算するとなんと416個以上に匹敵する広さ!

毎年、現地まで視察に行くんですよ。

平田産業の社長

平田さん

なたねはコンテナに入れられ、船で日本に届きます。

一般的に、大量の作物を輸送する場合は、輸送コストが低い「バルク輸送」という方法が用いられます。

しかし、この方法では遺伝子組み換え作物と非遺伝子組み換え作物が明確に分離されず、輸送されたものが非遺伝子組み換えであると証明することが難しくなるんです。

なので、平田産業では非遺伝子組み換えであることが証明できる「コンテナ輸送」で輸入していますよ。

平田産業の柳田さん

柳田さん

一般の製油工場では、同じ製造ラインで大豆やコーンなどなたね以外の原材料から搾油することがありますが、平田産業の工場内では、なたね以外からの搾油を行いません。

製造過程においても遺伝子組み換え作物の混入リスクは皆無なんです!

平田産業の社長

平田さん

薬剤を使わない 「圧搾一番搾り」って?

圧搾機でなたねをすり潰し、油を搾っている様子

『自然派Style一番搾り純正なたね油』は、圧力のみを加え、最初に搾り出された油だけを使用しています。

平田産業の社長

平田さん

なたねに物理的な圧力を加えて搾油しても、油かすの中にはまだ10%程度の油分が残っているんです。

一般的な製油工場では、圧搾した後に、さらに薬剤を使って油を搾り出して油を製造しています。

平田産業では、原材料であるなたねに圧力のみを加え、最初に搾り出された油を使っています。

平田産業の柳田さん

柳田さん

この油かすを見てください。
圧搾のみのものは油が残っているので塊になっていますが、薬剤を使って搾油した油かすはパラパラの状態です。

得られる油の量が少なくなってしまうので、「圧搾一番搾り」はとても貴重で、しかしケミカルなものを使用しない分、あんしんな製法なんです。

平田産業の社長

平田さん

油分が残った状態のなたね油かす
薬剤を使って搾油された後のなたね油かす

※油分の残ったなたね油かす(左)と、薬剤を使って搾油した後のなたね油かす(右)

不純物は酢と湯洗いで除去 精製方法へのこだわり

なたね油を湯洗いしている様子

圧搾された原油の中には、不純物も含まれています。

一般的にはリン酸や苛性ソーダという薬剤を使用し、酸に反応する不純物を取り除きますが、平田産業では酢を使って行っています。

製造工程における加工助剤としての酢は、原材料への表記は不要なんです。
しかし、平田産業は、徹底的に非遺伝子組み換えにこだわり、精製に使用する酢も非遺伝子組み換えの原材料から作られたもののみなんです!

その後、湯を加えて撹拌し、水と油を分離させてさらに不純物を取り除きます。
こちらも薬剤を使って一気に行うのが一般的ですが、平田産業では湯洗いで実施しています。

平田産業の柳田さん

柳田さん

湯洗いには、工場がある福岡県朝倉市の豊富な地下水を使っています。
きれいな水に恵まれていることも、平田産業の強みのひとつかもしれませんね!

油へのこだわりと品質の高さには自信があります。
商品の良さをきちんと説明したいので、工場の見学依頼などは積極的にお受けしているんですよ。

平田産業の社長

平田さん

製造工程については、次の記事で詳しく紹介しています!
こちらもあわせて読んでみてください♪

油を利用する組合員さんに向けて

質問に答える平田産業の平田社長

油を選ぶときに、考えてほしいことはありますか?

からだのことを考えて食材を選ぶ方は多いと思いますが、後回しにされがちなのが調味料。
本当は真っ先に調味料を見直してほしいと、僕は思っています。

農薬を減らした野菜や、飼料に配慮した肉を調理するときは、ぜひ油にもこだわっていただきたいですね。
油に限らず、醤油でも砂糖でも、品質や製法にこだわっているものは、少量でもしっかり味が決まるんですよ。

もうひとつ気にしてほしいのが、「見えない油」。
市販の惣菜やお菓子など、原材料のひとつとして使用されている油です。
どんな油をどのくらい摂取しているか、ぜひ考えてみてほしいですね。

この「見えない油」に気を遣った上で、ご家庭で使用する「見える油」には、ぜひ弊社の油を選んでいただけたらと思います!

平田産業の柳田さん

柳田さん

僕らは「なたね油が最も優れている」と考えているわけではないんです。
ただ、汎用性が高く、家庭に1本油を置くとなったときにおすすめしたいのがなたね油。

米油やオリーブ油など、油にはそれぞれ良さも魅力もあります。
用途によって使い分けてもらいたいというのがいちばんですね。

平田産業の社長

平田さん

質問に答える平田産業の柳田さん

おすすめの使い方を教えてください!

なたねの香りをたのしむなら、天ぷらがおすすめです。
揚げることでなたねの香りがほんのり感じられ、天ぷらの見栄えや味も格段によくなりますよ。

料理ではないですが、ぜひ試してほしいのが手作りマヨネーズ!
一般的なマヨネーズが、いかに複雑な原材料で作られているか、食べ比べることでよくわかります。

『自然派Style一番搾り純正なたね油』と、卵、酢、塩こしょうがあればOK。
お好みでレモン果汁やマスタードを加えることもあります。
ハンドミキサーがあればあっというまにできるので、ぜひお子様ともたのしんでみてほしいですね。

平田産業の柳田さん

柳田さん

僕は料理をよくするんですが、おすすめはペペロンチーノ。
なたね油はオリーブ油に比べて癖がないので、にんにくや唐辛子の香りをうまく引き立ててくれます。
海鮮ともよく合うので、イカやタコを使ったペペロンチーノがとくにおいしいですね。

「揚げ物に使用しても胃もたれしない」というお声もいただいているので、ぜひ天ぷらや揚げ物にも使ってみてほしいです。

平田産業の社長

平田さん

組合員さんへのメッセージをお願いします!

いつも『自然派Style一番搾り純正なたね油』をお使いいただきありがとうございます!

会長が追い求めてきた「食の安全」を大切に守りながら、今後もあんしんの製品をみなさまにお届けできるよう精進して参ります。
引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

平田産業の社長

平田さん

思いやりのつまった「あんしん」を、食卓へ

『自然派Style一番搾り純正なたね油』を持って工場の前に立つ平田産業の社長、柳田さん、安達さん

「あんしんして食べられる」ものとは何か。
その基準は、人それぞれかもしれません。
それでも今回の取材記事を通して、平田産業の油は「あんしん」であると多くの方にお伝えできたのではと思います。

コストもかかる、効率もよくない・・・そんな製法を続けられるのは、本当に食べる人のことを考えているから。
「あんしん」とは、原材料や製法だけでなく、作り手の思いがあってこそ得られるものだと感じました。

インタビューの中で、「調味料の見直しは後回しにされがち」というお話もありました。毎日の食事すべてに気を遣うことは難しくても、まずは油から変えてみませんか?

次回の記事では、『自然派Style一番搾り純正なたね油』を製造する様子を取材しました!
どうしてこの油がおすすめなのかが伝わる記事になっています。
ぜひ読んでくださいね!

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編集担当あんにん

2025年アイチョイス入協。30代、二児の母。
毎日3食+おやつを欠かさない食いしん坊です。
新商品を見つけたら、とりあえず食べてみる派!
ナッツはなんでも好きですが、食塩不使用のものを選んでいます◎