かぼちゃの豆腐ドーナツ【管理栄養士レシピ】

ほくほくしていて自然な甘みが特徴のかぼちゃ。
甘くて食べやすいので、お子様にも人気の野菜ですよね!
煮物やかぼちゃサラダなどの定番料理や、甘みを活かしたお菓子作りにも最適です。

日本では冬至にかぼちゃを食べる習慣があるため、冬の野菜というイメージもありますが、実はかぼちゃは春から夏に収穫される野菜。収穫後、冬至の時期まで保存しておくと、その間に甘みが増すと言われています。
そのため、長い間食べられるうえ、季節ごとに異なる味わいも楽しめる、優れた野菜です◎
夏のかぼちゃはねっとりとして水分が多く、甘さは控えめであっさりしているのが特徴。

栄養満点の野菜で、特に食物繊維やβカロテン、ビタミンが豊富に含まれています。
成長期のお子様がいるご家庭では、ぜひ積極的に取り入れたい野菜の一つですよね。

そんなかぼちゃを使った、お子様に喜ばれるおやつレシピを、アイチョイスの管理栄養士、高橋素子さんに聞きました!

ドーナツと聞くと、形を作ったり油で揚げるのは面倒そう・・・と思う方も多いのでは?
『かぼちゃの豆腐ドーナツ』は、まん丸の一口サイズで、混ぜてすくって揚げるだけの簡単レシピです♪
つぶしたり混ぜたりする工程も簡単なので、お子様と一緒に作るのもおすすめですよ!

【レシピ】かぼちゃの豆腐ドーナツ

<材料>約15~20個分

<作り方>

1.かぼちゃは一口大に切り、耐熱ボウルに入れてレンジで約5分加熱する。
粗熱が取れたら、フォーク等でつぶす。
薄力粉とベーキングパウダーを泡だて器でよく混ぜておく。

2.1のかぼちゃに豆腐、砂糖、塩を加え、なめらかになるまでよく混ぜる。
混ぜておいた薄力粉とベーキングパウダーを加えて、さっくりと混ぜ合わせる。

3.フライパンに深さ1cm位に油を入れて低温(約160℃)に熱し、2の生地をスプーンですくって入れる。
時々転がしながら、5分ほど揚げる。
油を切り、お好みでメープルシロップやシナモンシュガーをかける。

ここがポイント

生地はもっちり、ほんのり甘い口当たり

一口食べると、生地のもっちりとした食感に驚きました!
豆腐を加えることにより、もちもちの生地に仕上がるそうです。
かぼちゃのほんのりとした甘みと豆腐の風味がほのかに感じられます。
そして、油で揚げていると思えないほど軽く、気を付けないとつい食べ過ぎてしまいそう!

トッピングは、シナモンシュガーやメープルシロップのほか、チョコレートソースや黒蜜、きな粉など、ご自宅にある調味料で楽しめます♪
シンプルな味付けなので、ケチャップなどをつけてしょっぱい系にしてみるのもおすすめ!

かぼちゃは皮をむかずにそのまま使うので、かぼちゃの栄養をまるごと摂れるのもうれしいポイントです。
つぶす時に皮を細かくしておくと、口当たりがよく食べやすいですよ◎

休日の子どもとの過ごし方も、ついマンネリ化しがちですよね。
このおやつを家族みんなで作って、楽しい思い出の1ページにしてみてはいかがでしょうか♪

アイチョイスの管理栄養士

高橋素子(たかはしもとこ)

アイチョイス商品部 管理栄養士・フードコーディネーター

主にカタログに掲載している野菜のレシピ、食材セットのメニュー開発・レシピを担当しています。

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編集担当さっちん

30代、小学生二人の母。仕事・家事・育児の両立に奮闘中。
料理に関しては若干ずぼらなため、簡単・時短レシピに目がありません。
日本酒が大好きで、おかずにもおつまみにもなるレシピを日々探しています!
ナッツはピスタチオが好き。